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明日は腕が筋肉痛かな...( = =) トオイメ

今日はまだ寝返りも打たないような子供を長時間抱っこしていたせいで、腕がだるいです。
仕事場で子供抱っこってどんな職場だよって感じですが・・・(;^_^A アセアセ・・・
ベビーシッターもできる職場です(キリッ
ははは…あー…むなしい…|||orz
パートさんがインフルで出社禁止になってしまったもので、現在一人で二人分の仕事さばいているので死ぬほど忙しいせいでちょっと壊れ気味です。
そんな感じで(どんな感じで?)せっかくベビーシッター紛いの事もさせられているので、小ネタを一つ。



常にいけ好かないと思っている上司の元に久しぶりに訪ねていけば。
いつも自分が座る、既に定位置と言っても過言でない場所に-----子供がいた。
目を丸くするエドワードの隣では、アルフォンスがうわー可愛いですねなどと呑気に呟いているが、エドワードはそれどころではない。
子供=妻=大佐は既に人のもの、という図式が浮かび上がったエドワードの顔色がみるみる変わっていく。
「だ・・・誰のこど・・・モガッ!」
まだ手も足もひどく小さい、多分この世に生を受けて数ヶ月であろう子供の姿に、思わず大声を上げそうになるエドワードの口を、寸でのところでふさいだのはハボックだった。
「ストーップ!!大将。漸く寝たところなんだから、起こすのだけは勘弁してくれ」
心なしかやつれたハボックの懇願に、取り敢えず頷くとほっとしたようにハボックはエドワードから手を引いた。
「つーかなんでこんなとこに子供がいるんだよ。まさか大佐の子供?大佐もついに年貢の納め時ってヤツ?」
内心では酷く動揺しているくせに、それでも憎まれ口をたたく根性はもはや称賛に値するかもしれない。
呆れた兄の意地っ張りぶりに、アルフォンスは隣でため息を落としている。
「人聞きの悪い事を言わないでもらおうか」
どうにかいつものようにニヤリと笑みを浮かべこの部屋の主を見れば、ロイは嫌そうにエドワードを睨む。
「本当に私の子供であれば、誰がこんな物騒なところにつれてくるか」
「・・・あっそ」
子供の事を第一に考えているらしいロイの発言に驚きながらも、あっさりと自分の子供ではないと否定されたことに、エドワードはほっと胸を撫で下ろす。
「・・・じゃあ、一体なんでここに子供がいるの?」
「それはそこのベビーシッターすら満足にできない男に聞きたまえ」
そこ・・・と指を差されるのは、間違いなくハボックだ。
「・・・もしかしてハボック少尉の子供?」
エドワードとしては純粋にその可能性を思っただけなのだが、どうやらそれはハボックの何かに振れてしまったらしい。
「それを言ってくれるな大将・・・」
がっくりと項垂れるハボックの姿に、エドワードはどうやら地雷を踏んでしまったらしい事に気が付く。
「確かにその質問は酷だな」
自分から振ったくせに、大ダメージを受けているハボックの姿が面白かったのか、くすくすとロイが笑い出す。
「その子供は、ハボックが彼女だと言っていた女性から預かったそうだ」
「へ?彼女から預かった・・・?」
とっさにその意味が分からなかったエドワードにの隣で、ああとアルフォンスが頷く。
「つまりハボック少尉は彼女だと思っていたけど、彼女さんは既に既婚者だったってことですね」
「アルフォンスゥゥゥウウゥゥ!そうきっぱり言わないでくれー!!」
床に突っ伏してさめざめとなく姿に、さすがにエドワードも可哀想になってくる。
もともと女運が無いとはブレダから聞いていたが、まさかここまで酷いとは。
「彼女にとってはあくまでもハボックは友達だったという事だ。勝手にのぼせていたハボックが悪いな」
「どうせ大佐には俺の気持ちなんてわかりませんよ・・・」
床にのの字を書くハボックは、すっかりといじけてしまっている。
「・・・まぁ、結局二人の子供じゃないのは分かったけど、なんで少尉が子供を預かる話になったワケ?」
結局肝心な部分が聞けていない事に気が付いたエドワードは、首をかしげる。
「あー・・・それは、俺は本当は今日は非番でさ、彼女とデートする予定だったんたけど、なんでも彼女の実家の両親が風邪を引いちまったらしくてさ。子供に移ると困るから連れてはいけないし、旦那は仕事だしって言われて預けられたんだ。・・・まぁ、彼女にデートって認識は無かったワケだけどな・・・」
確かにそう言われてみれば、ハボックは見慣れた軍服を着ていない。
「・・・それはなんというか、お気の毒に・・・」
きっと張り切って出かけたであろうに、子供を差し出された時のハボックの衝撃を察してエドワードはハボックの肩をたたく。
「ま・・・まぁ、元気出せよ少尉。きっとまた素敵な彼女が現れるさ」
「・・・大将は本当に失恋を経験した事がないから、そんなお気楽な事がいえるんだ」
「うっ。そ・・・それは確かに」
核心をついたハボックの言葉に、エドワードは顔をひきつらせて後退する。
自分はまだ漸く本当の気持ちに気が付いたくらいで、漸く恋愛の入口に立った程度でしかない。
ロイにもし決まった人が出来たとしたら。
ちらりと見た大人は、いつもと変わらない過ぎた美貌に薄い笑みを浮かべているだけだが。
幸せそうに女性に愛を囁くロイを想像して寒気がした。
「ハボック。鋼のに八つ当たりしてどうするんだ」
エドワードの視線を助けを求めるものと勘違いしたらしいロイが、呆れたようにハボックに声をかける。
「まだ本気の恋愛の経験がない鋼のに、あまり負の面ばかりみせるな」
「すんません。・・・まぁ、大将もあんまり気にしないでくれよ」
ロイの言葉にさすがに大人げなかったと思ったのか、ハボックはいつもの笑みを浮かべて見せる。
「いや・・・俺は気にしてないけど」
「鋼の。くれぐれもハボックを手本にしないようにな。手本にするなら私のような・・・」
「や、あんたらはどっちも極端すぎて参考にならないから」
「少尉が子供を預かる事になった理由は分かりましたけど、それが何で軍部に連れてくる話になったのですか?」
遠慮の欠片もなくエドワードに話を切られたことに不満そうな顔をしながらも、ロイは気を取り直してアルフォンスの質問に答える。
「簡潔に言えば、ハボックの手におえなかったという事だな」
「兄弟の面倒も見てるし、子守りには自信あったんスけどね。いやー・・・この子は手ごわかった・・・」
どんなにあやしても泣きやんでくれない子供に困り果てて、ハボックはお咎め覚悟で軍部に連れてきたのだ。
他人の子供にここまで親身になってしまうのは、どこまでも人のいいハボックらしい。
「ほんとこのまま引きつけでも起こされたらどうしようかと思ったッス・・・」
どことなく疲れているように見えたのは、朝から子供に振り回されたせいだったのかと、エドワードとアルフォンスは漸く納得する。
「ここなら少ないとはいえ、女性もいるし何とかしてもらえるかなー・・・とか。本当は大佐には内緒にしておきたかったんスけど・・・」
「隣の部屋であんな大声で泣かれて、聞えない訳がなかろう」
「ですよねー・・・」
がっくりとハボックは肩を落とす。
「というわけで、軍部に関係のない民間人を入れた規律違反のハボック少尉は一ヶ月の減俸だ」
「・・・ですよねー・・・!」
泣きっ面に蜂状態のハボックにさすがに気の毒になってしまって、エドワードはロイに問いかける。
「確かに子供を連れてきた少尉も悪いけどさ、でも相手は赤ん坊だろう?機密を喋るわけでもないしそんなに厳しくしなくても・・・」
「鋼のここは軍部だ。規律は守るべきためにあり、どんな事情があろうと違反して許される訳がないだろう?」
不意に見せた軍人としてのロイの顔にエドワードは怯む。
普段真面目に仕事をしていないように見えても、こういう時に彼は生粋の軍人なのだと思い知らされる。
「でも・・・」
「いいんだ、大将。大佐の言うとおりだ。そうは言っても、こうして寝かせておいてもらえるだけで感謝してるよ。俺一人じゃ手に負えなかったのは事実だしな」
本来ロイの立場であれば、問答無用で追い出すこともできるのだ。
そうしないのは、ロイの優しさであろう。
「今日は特段大きな事件も無いから特別だからな」
「はいはい。ありがとうございます」
ロイの譲歩を知っているからこそ、ハボックの口調にも感謝が籠る。
軽口をたたきあっていても、そこに自分には決して入る事の出来ない信頼を目の当たりにして、エドワードの胸がつきりと痛む。
「でも、やっぱり中尉はさすがですよね。ハボック少尉の手におえない子をこうして寝かしつけちゃうんだから」
事の顛末からこの子供は相当に手ごわいらしいと悟ったアルフォンスが感心したようにうなずく。
「そうだな。やっぱり女の人は違うんだな」
普段はロイを上司とも思わないようなホークアイでも、やはり母性と言うものは存在するのかとエルリック兄弟はしみじみと呟く。
「・・・ん?あれ、大将たち何か勘違いしてるみたいだけど・・・」
「へ?」
「あの子を寝かしつけたのは・・・」
そうハボックが言いかけたとき。
ソファの方から、かすかな泣き声が上がる。
「あ、ヤバ・・・」
「い・・・今ので目が覚めちゃいました?」
知らぬ間に声が大きくなっていたらしいと自覚したエドワードたちが、今更声を潜めても後の祭りというもので。
泣き声はあっという間に大きくなり、子供は火のついたように泣き出してしまう。
「おーよしよし、泣くんじゃない。ってか泣くな・・・!」
慌てて抱き上げたハボックが子供を落ちつけようとあやすが、子供の泣き声は大きくなるばかりだ。
「ぼ・・・僕、中尉を探してきます!」
これはもう自分たちにはどうすることもできないと察して、慌ててアルフォンスが執務室を飛び出そうとするが。
「・・・本当に少尉は子供をあやすのが下手だな」
静かなロイの声がそれを遮った。
「大佐、そんな悠長なこと言ってる場合じゃ・・・」
全力で泣きだす子供にエドワードは焦るが、ロイは至って落ち着いたもので。
執務机から立ち上がったロイは、ハボックの近くによるとその両手を差し出す。
「ほら、かしたまえ」
「すんません。大佐・・・」
ホッとしたように子供を差し出すハボックに、エドワードは違和感を覚える。
何故ホークアイではなく、ロイにさも当然のように子供を差し出すのだと。
「まったく元気すぎるのも考え物だな」
くすくすと笑いながら慣れた手つきでロイが子供をあやすと、先ほどまで泣き叫んでいたのが嘘のように、子供はぴたりと泣くのをやめる。
それどころかきゃっきゃっと楽しそうに笑いだすのを、エドワードは呆然と見つめる。
もしかして自分たちは根本的な勘違いをしているのかもしれない。
「・・・え?まさか、子供寝かしつけたのって中尉じゃなくて・・・」
恐る恐る尋ねてみれば、顔を上げた大人がにやりと笑う。
「私だが何か?」
「はぁ!?あんたそんな事までできるのかよ!?」
どの分野においてもそつなくこなす男だとは思っていたが、子供のあやし方まで知っているとは規格外もいいところだ。
「・・・まぁ、散々ヒューズの子育てに付き合わされたからな・・・」
ふっとどこか遠い目で語るのは、当時こき使われたのを思い出したからだろうか。
「まぁ、何事も経験は無駄にはならないとはよく言ったものだな」
慣れた手つきで子供を抱きながら、ロイは穏やかに笑う。
子供を見つめるその優しい顔に、エドワードの動きが止まる。
「どした大将?なんか固まってるぞ?」
エドワードの異変に気が付いたハボックが、ひらひらとエドワードの前で手を振れば、呆けていた少年がハッと我に返る。
「な・・・なんでもない!」
「どうした?私の鮮やかな手つきに見蕩れていたか?」
「んなわけねーだろ!と、とにかくこれじゃ報告書の提出もできそうにないし、また夕方にでもくるから!」
取ってつけたようにそれまで書庫で時間をつぶしていると言い置いたエドワードは、脇目もふらずロイの執務室を飛び出した。
「ちょっと、兄さん・・・!すいません大佐、また後で来ますから」
兄とは違い律儀な弟はぺこりと頭を下げると、なるべく音をたてないように気を付けながら兄のあとを追いかける。
後に取り残された大人たちは、突然のエドワードの行動にきょとんと顔を見合わせる。
「・・・どうしたんだ?鋼のは?」
「・・・いやー青い春ッスねー・・・」
「は?」
くっくっくと笑うハボックを、ロイは不審そうに見つめるのだった。



「ちょっと兄さん、いきなりどうしたのさ!?」
「いや急に閃いた事があってさ!忘れないうちに調べておこうと思って!」
追いかけてくる弟に振り返る事もなく、エドワードは告げる。
「もー・・・本当に兄さんはいきなりなんだから・・・」
呆れる弟に気が付かれてはいないだろうかと、エドワードは頬に冷たい鋼の手を当てる。
いつも以上にひやりと感じるのは、きっと頬が熱を持っているせいだろう。
(あー・・・ほんと、俺どうかしてるぜ・・・)
先ほどのロイの姿を思い出して、エドワードは大きく首を振る。
言えるわけが無い。
優しく子供に笑いかける姿が、母の面影と重なっただなんて。
あんないけ好かない男と重ねてごめんなさいと、ひたすら心の中で亡き母に謝り続けるエドワードは、まだ己の恋の重症さに気がついてはいないのだった。




・・・小ネタ?
最近某Mさんの影響で、なんとなく大佐に母性を求めている気がしますな。
まあ小ネタなのであまり深くは気にせず。
こんなの書いといてなんですが、うちの大佐に母性は無いと思います。
モデルは某Mさんとこの大佐で。
いつぞや大佐が子供を抱っこしているイラストを思い出しながら書きますた(笑)
さてさて日記でリハビリもしたことだし、いい加減原稿に取り掛かりますかね。
2012
02/16
21:11
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鋼の錬金術師

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プロフィール

中原光希

Author:中原光希
熱しやすく冷めやすい典型的なB型人間。
良くも悪くもマイペース。

同人界には珍しい(?)、攻め様に愛情を傾ける派。
基本16才ぐらいの少年と青年の狭間にいるぐらいのキャラに萌ゆる。
シンフォニアクリアしてない、攻めでもない、少年でもないクラトスさんに何故すっ転んだのか自分でもよくわからないまま愛を叫ぶ日々。
父さんが好きすぎて辛い(笑)

親バカ、子バカ、シスコン、ブラコン大好物。
身内に甘いキャラがとても好み。
CP傾向は年下×年上基本。
年も力も上な受けが、攻めに迫られてわたわたするのがいい(・∀・)

日記への突っ込みお待ちしております。
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