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企画小説2

「緊張する必要はない、力を抜いてリラックスしているといい」
「・・・つッ!」
腰を抱いてエドワードを引き寄せたロイが、突然エドワードの下肢へと手を伸ばした。
暖かい手にもっとも敏感な場所を包まれて、エドワードはロイを押し退けたい衝動を唇を噛んで必死に押さえた。
ロイの指先が優美に動き、エドワードの形をなぞっていく。
これが本当に武骨な軍人の指先なのかと疑いたくなるほど白く細い指先が自身に絡みつく様は、視覚にも壮絶だった。
緩い刺激にも関わらず、たちまち頭をもたげ始める熱にロイはクスリと笑いを漏らす。
「やはり若いだけあって早いな」
「い・・・言わないでください」
溢れだした先走りに濡れた手をペロリとさも美味しそうに舐めるロイに、エドワードの羞恥心は際限なく上がっていく。
「いやいや、誉めているのだよ。これなら存分に楽しめそうだ」
妖艶な笑みを浮かべたロイは、再びエドワードをソファへと押しつける。
この後におこるであろう出来事を想像して震えるエドワードの頬を優しく撫でてやる。
「何も怖がる事はない。誰でもいつかは経験することだ」
「だけど・・・こんな・・・」
無理矢理奪われるなんて理性が追いついていかないのだ。
具体的に誰と描いていた訳ではないけれども、こういう事は好きになった相手とするものだと思っていた。
今は特別に好きな人はいなくともそれでもいつかは愛した人と結ばれるのだと、漠然と思っていたのにこんな形で初めてを失うことになるなんて。
「いいね。その目。ぞくぞくするよ」
ずっと欲しいと思っていた金色の瞳が、畏れを含んで自分を見上げてくる様はぞくぞくするほど蠱惑的だった。
綺麗なインペリアルトパーズの瞳に、今は自分だけが映されている。
「マスタング大佐・・・何を・・・ッ」
再び笑みを浮かべたロイはエドワードが驚くのも構わず、頭を下げると反応をして熱を持っている下肢に躊躇いもなく口付けた。
「・・・ひっ!」
掠れたエドワードの悲鳴を聞きながら、ロイはエドワードを口腔に含みくびれに舌を這わせていく。
「や・・・大佐・・・やめ・・・ッ」
経験のないエドワードは泣きそうな声を上げるが、身体は素直に反応を返す。
エドワードの戸惑いと裏腹に、下肢は先走りを溢れさせどんどん熱を持っていく。
「あ・・・たい・・・さ。マスタング大・・・佐」
ガクガクと震え始めるエドワードに、限界が近い事を悟ったロイは口淫を突然やめてしまった。
「・・・あ・・・」
中途半端なまま放り出されたエドワードではあったが、高められてしまった熱はそう簡単に収まるものではない。
「う・・・あっ・・・」
散々にいたぶられた自身は放り出された後も、勝手に熱を上げていく。
制御しきれない熱に怯えるような悲鳴を上げ、まなうらで白い光が弾けたと思った瞬間、エドワードは触れられもしていないのに欲望を吐き出してしまっていた。
勢い良く吐き出された欲望は、当然近くにあったロイの顔を汚してしまう。
「あ・・・す・・・すみません!」
上官の顔にかけるなんて大失態だと慌てるエドワードに、顔から白い液を滴らせたロイは動揺するわけでもなく、激高するわけでもなく、ただ性質の悪い笑みを浮かべただけだった。
「途中でやめたつもりだったが、随分と早いな」
からかう口調にみるみるエドワードの顔が赤くなる。
「しかも私の顔にかけるとは、意趣返しのつもりかね?」
「ち・・・違・・・そんなつもりは」
「ふん。まぁこれぐらい想定のうちだ」
そういいながらロイは滴る白い液を指先で救うと、ペロリとこともなげにその指先を舐める。
白い指先に紅い舌が絡みつく姿から目が離せない。
妖艶と言っても決して過言ではない姿に、エドワードは思わずごくりと唾を飲み込んでいた。
「しかし、誰が君一人で気持ち良くなっていいと言った?次は私を楽しませてもらおうか」
「楽しませる・・・って・・・」
自分にも同じ事をしろと言うことなのだろうか。
そう汲んだエドワードは起きあがろうとするが、それを制したのはロイだった。
「まぁいい。何しろ君は経験が無いようだし、今回は私がしよう」
告げながら手早く下の衣服を脱ぎ去ったロイは、再びエドワードへと伸しかかる。
「よく見ておきなさい。今後の為にもね」
言われずともとっくに目が離せなくなっているエドワードの前で、ペロリと己の指を舐めたロイは、濡れた指先を自らの下肢へと持っていく。
「・・・んっ」
突然切ない声を上げたロイに、びくっとしてエドワードは自分を組み敷く男を見上げた。
シャツに邪魔をされ、ロイが何をやっているのかは良く見えないが、自慰をしている訳では無いことは分かった。
それではあの指先はどこにいったのか。
想像を巡らせたエドワードは、行き着いた答えにこれ以上ないほど顔を紅潮させた。
いくらこの手の経験がない自分だって、知識ぐらいは持っている。
同性で抱きあうにはどうしたら良いかぐらいは知っていた。
ロイが、自分よりもずっと地位の高いロイが自ら後ろを慣らしているのだ。
てっきり自分が抱かれる方かと思いこんでいたエドワードだっただけに、そのロイの行動は衝撃的だったが、何よりもロイのその顔が。
切なげに眉をよせ、短い呼吸を繰り返しながら、その行為を繰り返す様は壮絶な程の色香を放っていて、エドワードは目を離せなくなる。
こんなのはおかしい。
無理矢理に強要されての行為だというのに、なぜこれほどに興奮するのか。
エドワードの興奮を示すように、一度達した事によって力を失っていた下肢も、何も施していないというのにいつの間にか熱を取り戻している。
「若いな・・・」
すっかりと力を取り戻したエドワードに、うっすらと目を開いたロイがからかうように声をかける。
「これなら、もう一度私が手間をかける必要はなさそうだな」
そう呟いたロイはエドワードの熱に指先を絡めると、それを散々自分でほぐした場所へと導いた。
ぴちゃりと響く淫猥な水音にエドワードが気を取られている間にも、ロイはゆっくりと腰を落としエドワードを飲み込んでいく。
「・・・つっ・・・くぅ・・・!」
熱く狭いロイの胎内へと導かれたエドワードは、その熱さと締め付けにうめき声を上げた。
「キツい・・・か?少しだけ我慢しなさい。すぐに慣れる」
余裕さえ浮かべてそう言ったロイは、すべてエドワードを飲み込むと、再びゆっくりと腰を上げる。
たったそれだけの事なのに、エドワードの全身に電撃のような快楽が流れる。
「あ・・・大佐・・・っ、大佐・・・ッ!」
意識ごと飲み込まれそうな恐怖に、エドワードは怯えたように声を上げるが、ロイの動きは止まらない。
少しずつ早くなっていくリズムに、エドワードの意識が飲まれる。
熱い胎内に切なく締め付けられる感触は、自慰とは比べものにならないほどの快楽をエドワードにもたらす。
自分が自分でなくなっていく様な恐怖に、まるで喰われているようだともエドワードは思う。
一方ロイもまた、潤む金色の瞳が切なげに自分を見つめてくる様にかつてないほどの愉悦を覚えていた。
金色の瞳の綺麗な子供。
その子供を初めて穢したのが自分という事実は、笑い出したくなるほど気分が良いものだった。
まるで獣の様な激しいむさぼりあいは、ロイの気が済むまで続けられた。



「またおいで」
行為がすんだ後、呆然としているエドワードに制服を手際よく着せてやったロイは、妖艶な笑みを浮かべてエドワードの耳元に囁いた。
「・・・・・・・」
返事をしないエドワードに、ロイはクスリと笑いをもらす。
「まぁ、こんなことなど言わなくも、君に選択肢はないけれどね」
暗に奨学生としていたいのなら、自分の命令は絶対だとロイは告げていた。
「・・・失礼します」
くしゃりと顔を歪めたエドワードは、ロイの言葉を遮って部屋を飛び出して行った。
その姿を見て、ロイはくつくつと再び笑い出す。
自分は手に入れた。
あの綺麗な金色の子供を。
さぁ、これからどうしてくれようかと考えて、ロイはまたうっすらと微笑むのだった。


というわけで、ロイエドと見せかけたエドロイ小説でした(笑)
や、管理人は素直に(?)最後までロイエドで突っ走るつもりだったんですけど、まるともさんが隣で怒るんだもーん(;´∀`)
おかげで襲い受けなんて初めて書いてしまいましたよ。
イベント後の勢いって怖い!!(((=_=)))ブルブル
今書けって言われても、たぶん無理だと思います・・・。
あ、余談ですが、エド様が大佐顔に~のくだりはまるともさんのリクエストによって、追加されたシーンです。
管理人の趣味(?)ではないであしからず。
それでは最後の締めはまるともさんにパース!はいよっ!( ̄  ̄ )ノ”⌒▽~~ヾ(^^;;
2010
10/21
23:57
小説
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鋼の錬金術師

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プロフィール

中原光希

Author:中原光希
熱しやすく冷めやすい典型的なB型人間。
良くも悪くもマイペース。

同人界には珍しい(?)、攻め様に愛情を傾ける派。
基本16才ぐらいの少年と青年の狭間にいるぐらいのキャラに萌ゆる。
シンフォニアクリアしてない、攻めでもない、少年でもないクラトスさんに何故すっ転んだのか自分でもよくわからないまま愛を叫ぶ日々。
父さんが好きすぎて辛い(笑)

親バカ、子バカ、シスコン、ブラコン大好物。
身内に甘いキャラがとても好み。
CP傾向は年下×年上基本。
年も力も上な受けが、攻めに迫られてわたわたするのがいい(・∀・)

日記への突っ込みお待ちしております。
誹謗中傷はNGですよ!

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