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無くしたかと思った・・・C=(^◇^ ; ホッ!

ひとつ屋根の下に贈る5つのお題

2 ぎりぎりの境界線

「・・・・・・・なぁ、最近ロイの帰る方角が変わったような気がするんだけど」
「な・・・なんだよ突然!」
俺は動揺のあまり自分の声が裏返るのを自覚しながら、目の前でだるそうに机の上に頬杖をついて天井を見つめているハボックを怒鳴った。
ぼーっと見上げてはいるけれども、その瞳は恋するもののなんとやらで。
多分愛しのロイ・マスタングの姿でも思い浮かべているのだろう。
はぁ、昔から恋に一途な男だと思っていたけれど、こいつのロイに対する執着はやっぱり半端ないな。
「ロイってさぁ、昔は校門出ると商店街の方に向かって歩いて、商店街の中の十字路を西に向かって歩いていたのに、最近東に曲がるんだよなー?」
俺の内心の動揺には幸い気がつかなかったのか、ハボックは不思議そうに呟きながら机に突っ伏した。
「ハボック・・・お前それストーカーって言わないか?」
「でも、ロイが引越ししたなんて話聞いてないんだよな~。不思議だと思わないか?」
俺の至極真っ当な突込みを無視して、ハボックが再び顔をあげ俺を覗き込んでくる。
当然俺はその答えを知っている。
知っているが教えるわけにはいかないのだ。絶対に。
だって言えるわけないじゃないか、ハボックがこれ程に入れ込んでいる相手と、俺は一つ屋根の下で暮らしてますなんて!
そう、俺は数週間前から、このハボックが入れあげている相手、ロイ・マスタングと同じ家に暮らしているのだ。
何でそんな事態に陥っているかというと、俺の母親と、ロイの父親が再婚したってだけなんだけど。
四人で一緒に暮らすのが前提らしい母親の言葉に、俺だけ一人で暮らしたいとはとても言えず、なし崩しで俺はロイと一緒に暮らすことになった。
その時、二人が初めて顔を合わた時に、両親には内緒で決めた暗黙のルールが俺たち二人にはあるんだ。
つまり『家の外ではお互いに無関係を装うこと』、これが俺があいつに頼んだルールだった。
そうすれば少なくとも俺とロイが一緒に住んでいるという話は外部に漏れず、俺はあいつのファンに恨まれる心配は回避できると、そう思って。
これが俺に譲歩できるぎりぎりの境界線だった。
その条件を提示した時、あいつはとても不思議そうな顔をしていたけれど、俺がその約束を願うのだったらと、俺が拍子抜けするぐらいあっさりと承諾してくれた。
普通は何でそんな必要があるんだぐらい聞く・・・よな?
自分から頼んでおいてこんな事を言うのも難だが、やっぱりあいつの考えていることはよく分からない。
単純に考えるなら、別に俺と仲良くする必要も無いからそれぐらいのルールは問題ないってことか?
お互いに両親に心配は掛けたくないという思いは共通なのか、二人の前ではそれらしく振舞っているから、二親はすっかり俺たちが打ち解けていると思っているようだけれど。
実際は、お互いに二人っきりで話したことは一度も無い。
既に一ヶ月近くが過ぎようと言うのに、俺はあいつの事を何も知らないのだ。
「はぁ・・・こんなんでこの先うまくやっていけるのかな~」
あの家を出ていけるようになる18を過ぎるまでの二年以上の月日を、俺はあいつと過ごしていかなきゃいけないってのに。
「・・・はぁ?うまくやるって何をだ?」
俺の盛大なため息に、ハボックがきょとんと俺を見つめてくる。
しまった、こいつと話していたのをすっかり忘れていた。
独り言はしっかりと聞こえてしまったらしい。
「エドが何か出来なくて悩むなんて珍しいな?なんだ、いよいよ恋の悩みか?」
わくわくと顔に書いてあるハボックに、ひくりと俺の頬が引きつる。
たかだか同級生と同居することになっただけで俺がこんなに悩んでいるのは、お前も原因の一端を担っているからだぞ!
・・・とは言えないけど。
「うるせぇよ、いつも色ボケしてるお前と一緒にすんなっての!」
「色ボケって、相変らずエドは容赦ないなぁ・・・」
半分以上八つ当たりの俺の言葉にも、のほほんとハボックは笑っている。
俺は時々お前の大らかさが、羨ましくなるよ・・・。
「まぁ、色ボケでも何でもいいけどさ、ロイの事について何か情報をキャッチしたら、俺に教えてくれよな?」
「・・・言っとくけど。俺はあんな奴に興味ないから、期待するだけ無駄だぞ?」
本当は誰よりも情報を持っているのは俺だけど。
親友さえも欺かねばならないこの状況に、俺は再びため息を落とすのだった。



うーん・・・エドの一人称はやっぱり簡単だなぁ(笑)
大佐の一人称になると途端に悩みますが、エドだとすらすら書ける不思議。
それにしても、お題二つ目にして未だに大佐(いやこの話大佐じゃないけど)が登場してこないのもいかがなものか(;^_^A アセアセ・・・
次回はちゃんと登場しますよ~。んでもって二人の距離も(唐突ですが)ぐぐっと縮まる予定です(多分)
話の展開が物凄く速くて申し訳ないですが、お題にそって考えると管理人の頭ではこれで精一杯デス。
それにしても、こちらのお題。
某サイトさまからお借りしているんですが、利用規約はこちらのお題配布サイト様のリンクを張ることなのですが、ものの見事に張ってません・・・m(。_。;))m ペコペコ…
いずれお題のページを作ったときには、きちんと貼らせていただきますので、今しばらくご容赦くださいませ。
ほんとすみません。通報は勘弁してください。

さてさて、それでは本日の日記のタイトルに話は戻りますが。
何を無くしたかと思っていたのかと言うと、数年前に行ったU〇Jの写真のデータです。
数年前のU〇Jと言ったら、鋼のプレミアツアーを開催していた時の貴重(?)なもので。
そういえばあのデータ整理したっけ?と思い出し、写真のデータファイルを探してもデータが残ってない!!
(|||_|||)ガビーンと青くなって探していたら、新しいPCじゃなくて、古いPCに残ってましたC=(^◇^ ; ホッ!
古いPCと言えば、シムを入れるときにかーなーりー大胆にデータ捨てまくってたもので、てっきり写真データも処分してしまったかと思ってましたよ。
残ってて良かった~今度はちゃんと保存しておこう。
それにしても。
この時の写真は何度見ても、大佐がエドに寄り添っているように見えて笑える(え?)
でも美人に描かれているから、イラストとしては大好きなんですけどね。
でも、U〇Jでプレミアツアーやってたのって、2005年の話しでしょ?
未だにエド、エド言ってる私も凄いなぁ・・・(笑)
2009
02/22
23:46
小説
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鋼の錬金術師

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プロフィール

中原光希

Author:中原光希
熱しやすく冷めやすい典型的なB型人間。
良くも悪くもマイペース。

同人界には珍しい(?)、攻め様に愛情を傾ける派。
基本16才ぐらいの少年と青年の狭間にいるぐらいのキャラに萌ゆる。
シンフォニアクリアしてない、攻めでもない、少年でもないクラトスさんに何故すっ転んだのか自分でもよくわからないまま愛を叫ぶ日々。
父さんが好きすぎて辛い(笑)

親バカ、子バカ、シスコン、ブラコン大好物。
身内に甘いキャラがとても好み。
CP傾向は年下×年上基本。
年も力も上な受けが、攻めに迫られてわたわたするのがいい(・∀・)

日記への突っ込みお待ちしております。
誹謗中傷はNGですよ!

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